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未着手プロジェクトに着手したら・・・

かれこれ3ヶ月くらい放置していたプロジェクトを実行に移した。


それは、姉親子の滞在時以降も客間に置きっぱなしだった両親のベッドを両親の部屋に戻すというもの。


コロナ禍で時間に若干のゆとりができた今、やっと重い腰が上がった。私の。そして両親の。


ベッドを置く部屋の障子が枠だけの状態だったので、前準備として先週末障子の張り替えを終了。

↑これだけでも気づきがいっぱいあってブログが1つ書ける


張り替えが終わった障子を窓の桟に嵌め込み、部屋の片付けもある程度終わった今週末、ようやくベッドを動かす作業へ。


これまた紆余曲折を経てベッドの移動を完了。

↑これもまた気づきがいっぱいあってブログが1つ書ける


家のことに関して父はなかなか自分から何かしようという気にならないようだが、誰かが何かの作業を始めると手伝ってくれる人だ。頑張っている人を助けてあげたくなるんだと思う。父は口は悪いが、本当は優しい人であることを私は知っている。


ベッドの移動が完了したあと、父は静かに部屋の片付けを始めた。


昔の写真が出てきた。

私が10歳、姉が11歳、弟が6歳の時の写真。

そして父の髪がフサフサの時の写真。


さっそく写メを撮ってオーストラリアの姉に送った。


父はテレビ台周りの片付けも始めた。


姉の子供が小さいころに撮影したVHSテープが出てきた。


そして今、父はそのビデオに映る小さい頃の孫たちを見ながら目を細めている。




それ以外の副産物はこんな感じ:

・日曜日はいつも寝ている父親が動いている

・最初、非協力的な態度だったので言い合いになった弟から「今日はええ運動になったわ」という彼なりの「お疲れさま」が聞けた

・すべて終わったあとのおやつがむちゃくちゃ美味しかった

・私たちを労うべく母が美味しい料理を作ってくれた

・その勢いで自分の部屋の掃除もはかどった

・家に積もっていた埃が減った

・私が小学校二年生の時に受賞した「人権作文コンクール特選」の賞状が出てきた

・両親は明日から日当たりの良い部屋で寝起きできる

(↑ベッドが入ったことで部屋が隣へ移動した)


********


何も行動を起こさないと、何も変わらないけれど、1つの行動を始めるといろんなところに波及していくんだなぁと実感した。


そして父の喜ぶ姿に私も影響を受けて、今 VHS の映像をデータにして残すにはどうすれいいのか調べている。

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